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これからの季節、感染の拡大が懸念されるインフルエンザ・感染性胃腸炎
(ノロウイルス感染等)などの感染症は、概ね飛沫感染、汚染物の接触
感染が主な感染経路です。
以下に具体的感染経路を記載します。
1)飛沫感染:感染者の飛沫は、約2メートル飛散すると考えられます。
一番の予防は、感染者の方にマスクをして頂く事ですが、
インフルエンザと診断以前の方も多く、確実な予防とは言えません。
鼻腔・咽頭からの感染を防ぐには、先ずうがい、口鼻の周囲の
清潔を保つ事(顔を洗う等)が重要です。
2)接触感染:飛沫感染意外にも、ウイルスに汚染された物に触れること
で生じる接触感染があります。
感染性胃腸炎など、患者さんの排せつ物との直接接触以にも、
咳の飛沫が付着した物に触れ、手を介して口、鼻から感染を起こ
す場合も含まれます。
診察中観察していると、手で口、鼻周囲を触れる患者さんを多く
見かけます。この様な行為は、手を介して感染源を体内へ運んで
いる様なものです。
手洗い前の手は、汚染物である、と考えてください。
また、感染性胃腸炎では、患者さんの排泄物が一番の感染源と
なります。排泄物の処理をする際に、感染する事が多くあります。
トイレ、洗面所の衛生環境に注意しましょう。
消毒にはハイター等の塩素系消毒製品を使い、汚染物に触れた
物を確実に処理するよう心掛けてください。
このほかにも、室内の乾燥はウイルスの拡大を助長します。目標としては60%と言われていますが、少しでも乾燥を防ぐよう、加湿器など積極的に利用して下さい。
感染の拡大を防ぐためにも、皆さんに日々の注意をお願いします。
これからの季節、感染の拡大が懸念されるインフルエンザ・感染性胃腸炎
(ノロウイルス感染等)などの感染症は、概ね飛沫感染、汚染物の接触
感染が主な感染経路です。
以下に具体的感染方法を記載します。
1)飛沫感染:感染者の飛沫は、約2メートル飛散すると考えられます。
一番の予防は、感染者の方にマスクをして頂く事ですが、
インフルエンザと診断以前の方も多く、確実な予防とは言え
ません。
鼻腔・咽頭からの感染を防ぐには、先ずうがい、口鼻の
周囲の清潔を保つ事(顔を洗う等)が重要です。
2)接触感染:飛沫感染意外にも、ウイルスに汚染された物に触れること
で生じる接触感染があります。
感染性胃腸炎など、患者さんの排せつ物との直接接触以
にも、咳の飛沫が付着した物に触れ、手を介して口、鼻か
ら感染を起こす場合も含まれます。
診察中観察していると、手で口、鼻周囲を触れる患者さんを
多く見かけます。この様な行為は、手を介して感染源を体内
へ運んでいる様なものです。
手洗い前の手は、汚染物である、と考えてください。
また、感染性胃腸炎では、患者さんの排泄物が一番の
感染源となります。排泄物の処理をする際に、感染する事が
多くあります。トイレ、洗面所の衛生環境に注意しましょう。
消毒にはハイター等の塩素系消毒製品を使い、汚染物に
触れた物を確実に処理するよう心掛けてください。
このほかにも、室内の乾燥はウイルスの拡大を助長します。目標としては60%と言われていますが、少しでも乾燥を防ぐよう、加湿器など積極的に利用して下さい。
少しでも感染の拡大を防ぐためにも、皆さんに日々の注意をお願いします。
#2:尿量・・・成人では体重一キロ当たり、およそ一時間1mlの尿が平均で生成さ
れます。条件にも寄りますが、正常では成人男性で一日当たりおよそ#4:尿の減少・・・この季節、尿量減少の主な原因は脱水です。
体温調整の為、大量の水分が汗として排泄されます。この為腎臓へ回る水分 は減少し、尿量の減少が生じます。
#5:尿量の減少が、何故いけないのか?・・・ひとつは先に書いた老廃物が排泄 出来きない事。もう一つは、体液減少の目安と考えて下さい。これが熱中症です。つまり、一定量の尿を排泄する事が、同時に体液の確保 の目安となります。
尿の色が濃い、回数が減った、などの状態が出現した時には、既に体内の水不 足が起こっています。目安として、日中4~5回、比較的透明な尿が出ている事。
屋外にいる時には一時間当たり500ccを目安に、こまめに水分補給を行うこと。 仮に、頭痛、気分不快などの症状が出た時には、涼しい日陰に移動し、頸動 脈、脇の下、両側の足の付け根などに在る太い血管を冷やしてください。
汗と尿は働きが違います。汗をかくから水分を控える・・・・インフルエンザ等の感染症は、概ね飛沫感染、汚染物の接触感染が主な感染経路です。
これは、インフルエンザ等の風邪症候群にも、感染性胃腸炎等にも共通する部分があります。
以下に具体的感染方法を記載します。
敵を知ることが予防の第一歩です。
1)飛沫感染:感染者の飛沫は、約2メートル飛散すると考えられます。
一番の予防は、感染者の方にマスクをして頂く事ですが、
インフルエンザと診断以前の方も多く、確実な予防とは言えません。
鼻腔・咽頭感染を防ぐには、先ずうがい、口鼻の周囲の清潔を保つ事が
重要です。
2)接触感染:飛沫感染意外にも、ウイルスに汚染された物に触れることで生じる、
接触感染があります。
外出後の手洗いで、ある程度予防できますが、診察中観察していますと、
手で口、鼻周囲を触れる患者さんを多く見かけます。
手洗い前のこのような行為で感染する恐れもあります。
また、感染性胃腸炎では、患者さんの排泄物が一番の感染源となります。
小さいお子さんのいる家庭では、お子さんの排泄物の処理をする際に、
感染する事が多くあります。トイレ、洗面所の衛生環境に注意しましょう。
このほかにも、室内の乾燥はウイルスの拡大を助長します。目標としては60%と言われて
いますが、少しでも乾燥を防ぐよう、加湿器など積極的に利用して下さい。
少しでも感染の拡大を防ぐためにも、皆さんに日々の注意をお願いします。
そろそろ暑さの厳しい日が始まりました。
今回は、昨年のこの時期にもお話した、尿について少し書いてみます。
#1:尿の色・・・尿中にはウロクロームと言う色素が排泄されます。この排泄量は一定であり、したがって 主に尿の色(濃さ)と言うのは、尿量によって決定されます(腎臓、肝臓病など特定の疾病は除外)。
#2:尿量・・・成人では体重一キロ当たり、一時間1mlの尿が平均で生成されます。
条件にもよりますが、通常一日に1000~1500mlの尿が排泄されます。
#3:尿の働き・・・簡単に言えば、電解質のバランスをとる、アンモニアなどの老廃物を排泄するなどの目的があります。したがって尿量の減少はこれらのバランスを崩すことになります。
#4:尿の減少・・・この季節、尿量減少の主な原因は脱水です。
体温調整の為、多量の発汗が生じます。これによって腎臓でこされる水分が減少するために、尿量の減少が起きます。
#5:尿量の減少が、何故いけないのか?・・・ひとつは先に書いた老廃物が排泄できない事。もう一つは、体液減少の目安と考えて下さい。
猛暑の中、体温調整の為に多量の汗が出ます。この為に体液が減少し、#4に書いたように尿量は減少します。
尿量が減少は体液量の減少を示しており、従って次第に発汗も減少してきます。
その状態を続けていると、遂には体温調整が出来なくなります。
これが熱中症です。つまり、一定量の尿を排泄する事が、同時に体液の確保の目安となります。
尿の色が濃い、回数が減った、などの状態が出現した時には、既に体内の水不足が起こっています。目安として、日中4~5回、比較的透明な尿が出ている事。
屋外にいる時には一時間当たり500ccを目安に、こまめに水分補給を行うこと。仮に、頭痛、気分不快などの症状が出た時には、涼しい日陰に移動し、頸動脈、脇の下、両側の足の付け根などに在る太い血管を冷やしてください。そして常温で良いですから水分を少しずつ補給するようにしてください。
汗と尿は働きが違います。汗をかくから水分を控える・・・・ご法度です。くれぐれもご注意を!
例年の事ですが、この時期になると富士山麓、水ヶ塚公園からの、雪化粧をした富士山の写真を撮りに行ってきました。
クリスマスカード用?と言う訳ではありませんが、以前医師会の大先輩がこの場所からの富士を紹介して以来、毎年行くようになりました。他にも絶景ポイントは沢山あるのでしょうが、何とかの一つ覚え?私はここが一番ではないかと思っています。
話は変わりますが、ここ1~2週間で熱発、下痢嘔吐の患者さんが急増しています。ノロウイルスに代表される冬の風邪が流行の兆しです。幸いインフルエンザの患者さんはまだ確認されていませんが、これも時間の問題。少しでも流行を阻止するためにも、ウガイ、手洗いの慣行。また家庭内で下痢、嘔吐症状の家族が出た場合、トイレ、洗面所の換気と同時に、手洗い用のタオルを変えるなどの予防策をお願いします。
今回は、脱水の目安として、診察の際にも話をしている、尿について少しお話します。
#1:尿の色・・・尿中にはウロクロームと言う色素が排泄されます。この排泄量は一定であり、したがって主に尿の色と言うのは、尿量によって決定されます(腎臓、肝臓病など特定の疾病は除外)。
#2:尿量・・・成人では体重一キロ当たり、一時間1mlの尿が平均で生成されます。つまり条件に もよりますが、一日では1000~1500mlの尿が排泄されます。
#3:尿の働き・・・簡単に言えば、電解質のバランスをとる、アンモニアなどの老廃物を排泄するなどの目的があります。したがって尿量の減少はこれらのバランスを崩すことになります。
#4:尿の減少・・・この季節、尿量の減少は脱水です。体温調整の為、多量の発汗が生じます。これによって腎臓でこされる水分が減少するために、尿量の減少が起きます。
#5:尿量の減少が、何故いけないのか?・・・ひとつは先に書いた老廃物が排泄できない事。もう一つは、体液減少の目安と考えて下さい。猛暑の中、体温調整の為多量の汗が出ます。この為に体液が減少し、尿量は減少します。尿量が減少したままの状態では次第に発汗も減少し、遂には体温調整が出来なくなります。これが熱中症です。つまり、一定量の尿を排泄する事が、同時に体液の確保の目安となります。
尿の色が濃い、回数が減った、などの状態が出現した時には、既に体内の水不足が起こっています。目安として、日中4~5回、比較的透明な尿が出ている事。屋外にいる時には一時間当たり500ccを目安に、こまめに水分補給を行うこと。仮に、頭痛、気分不快などの症状が出た時には、涼しい日陰に移動し、頸動脈、脇の下、両側の足の付け根などに在る太い血管を冷やしてください。そして常温で良いですから水分を少しずつ補給するようにしてください。
今年は本当に猛暑と呼んでいい暑さです。皆さんも毎日の生活で、注意を怠らないようにしましょう。
(以上の話は腎臓・心臓・肝臓など、疾患の在る方には、当てはまらない場合もあります、ご注意ください)