先日コロナウイルスに関する専門家会議より3つの提言が出されています。
詳しくは「新型コロナウイルス感染症の状況分析・提言」の公式ページを見て頂くとして、今回の提言で三つの分かり易い注意点が挙げられていますので此処でも簡単に紹介します。
感染拡大のリスクを高める環境
1)換気の悪い密閉空間
2)人が密集している
3)近距離(腕を伸ばすと届く距離が目安)での会話や発声が行われる
この3条件が重なると集団感染を引き起こしやすく、このような場所での行動を抑制する事が必要、と提言では注意勧告をしています。
非常に簡潔で分かり易い提言であり、参考に成ります。
ただし、れは主に飛沫感染を中心にした提言かな?と考えます。
ご存知のように、飛沫感染以外にも飛沫の付着した物へ接触し、手を介してウイルスが眼・鼻・口から伝搬される接触感染にも一層の注意が必要です。
最近アメリカから、ウイルスが一定時間空気中に存在するミスト感染が報告されていますが、これなどは上記1)2)の条件が生じた際の事であり、換気された空間では一般に心配は無いと考えられます(空気感染とは違う事を理解してください)。
今後感染源、感染経路が判明しない感染者が増加すると考えられます。
それらの状況を放置、また更なる拡大が起こると、現在欧米で起こって
いるオーバーシュートと言われる状況を引き起こしかねません。
そうした時の心掛けとしても、上記提言は簡単な事ではありますが、
非常に大事な点と思います。
新型コロナウイルスは、思った以上にしつこい相手です。
今の処当地では新たな感染者は出ていませんが、今後少しづつ増えていくと考え、油断せず現在の対応を続けましょう。
とは言え、上記1)2)3)を避ける、またこまめな手洗い、手を顔に持っていかない等の接触感染対策は既に皆さんは心掛けている事だと思います。
息の詰まりそうな話が横行していますが、敵を知り己を知れば何とやら・・・・
此れから暖かくなり桜の季節です。
気が向いたら、散歩がてらお花見など如何ですか!?
(公園の散歩は1)2)3)のどれにも当て嵌まりませんね)