2016年3月アーカイブ

花冷えと言うのか、お彼岸を過ぎてもまだ寒い日も有ります

外来では、ここ一週間インフルエンザの患者さんは減少してきました

逆に先週は感染性胃腸炎、中でも熱発を伴う胃腸炎が目につき、インフルエンザとの鑑別に苦慮するケースも目につきます

少しづつ暖かくなってきましたが、シーズン最後に風邪をひかぬようウガイ・手洗いをしっかり行いましょう


では第11週の感染症動向をお知らせします

1)インフルエンザ
     全県下  21.24
     県東部  25.22  ともに減少

2)感染性胃腸炎
     全県下  4.20   減少
     県東部  5.56   やや減少

3)おたふく風邪
     全県下  0.89
     県東部  2.28   ともに減少

以上の傾向です
例年の経過であれば、インフルエンザは2~3週後には流行の終焉を迎えると考えられます

追加情報:3月26日(土)の沼津夜間救急センターの当番でしたが、減少傾向とは言え受診者の殆どの方が下痢嘔吐を訴えていました

くれぐれもも油断せず感染予防に努めてください

休診のお知らせ

院長私用の為、下記日取りを休診とさせて頂きます

患者様にはご迷惑をお掛けします


   *3月19日 (土)

薬の中断の無いようご注意ください

静岡県感染症動向 第9週 (2/26~3/6)

少しずつ春めいて来ましたが、まだまだ油断できない天候の変化が続きます

2/26~3/6の静岡県感染症動向をお知らせします


*)インフルエンザ感染症 : 県下全般 37.73
                 県東部  34.88

    第8週に掛けて一時減少傾向に入ったインフルエンザですが、
    此処にきて僅かですが再び増加傾向に転じています。
    例年の減少カーブを当てはめると、第13週位までは減少しながらも
    流行は続きそうです。
    今年の流行開始が遅れた分、例年より長引く様子です。
    少なくとも3月一杯はウガイ・手洗いをしっかりと行いましょう。

*)感染性胃腸炎 :   県下全般 5.15
                 県東部  5.53   ともに減少傾向


*)A群溶連菌感染 :  県下全般 5.27
                 県東部  11.47

流行性耳下腺炎 :   県下全般 0.65
                県東部   1.69

       溶連菌感染、耳下腺ともに減少傾向ですが、県内では東部の
                 患者数が目立っています。
        内科外来でも耳下腺炎(おたふく風邪)が少数ですが患者さんが
        受診しています。

春はもう直ぐですが、3月一杯は油断せずにウガイ・手洗いを行いましょう。
最後の最後になって風邪をひくと、何か損をした気分になるのは僕だけでしょうか?(笑)
 

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