そろそろ春の気配も感じられる日が増えてきましたが、毎日の外来ではインフルエンザが今まさにピークを迎えつつあるようです
第7週の感染症動向を記載します
1) インフルエンザ感染症 : 県下全般 41.85
県東部 43.00
ともに増加していますが、第4週から5週に掛けての急激な増加は
落ち着いたようです
例年の通りなら、之から約1~2週間のピークを迎え、3月半ばにかけて
流行は継続していく模様です
2) 感染性胃腸炎 : 県下全般 5.65
県東部 6.03
ともに減少傾向ですが、外来ではインフルエンザ以外の感染症と
しては、いまだに流行は継続していると感じます
3) 流行性耳下腺炎 : 県下全般 0.89
県東部 1.81 ともに再増加~横這い
4) A群溶連菌感染 : 県下全般 6.94
県東部 15.69 やや増加~横這い
あと1~2週間はインフルエンザの流行期間と考えてください
現在小児の流行はピークを越えたようですが、例年成人の流行のピークは1~2週遅れる様子です
今年は流行の始まりが遅かった分、3月半ばまで長引く恐れが有ります
ウガイ・手洗いを行い、なお一層の注意を続けてください