静岡県感染症動向 第4週 (1/25~1/31)

立春を迎えましたが、寒さは今が本番の様です。

一月半から受診者数が増加を始めたインフルエンザ感染も、いよいよ本番となり注意報レベル(定点観測10以上)となってきました。

第4週の県下の感染症情報です。


インフルエンザ :  全県下  19.5
             県東部   19.84  ともに増加


感染性胃腸炎 :  全県下  9.03   減少
             県東部  8.97    減少

流行性耳下腺炎 : 全県下  0.66
              県東部  1.63  ともに減少

A群溶連菌感染 : 全県下  7.19   増加
             県東部  16.19  増加

以上の様にインフルエンザの増加が目立ちます。
また県東部でも気温の低い地方では、A型に加えB型の流行も始まった様です。

外来でも同様の傾向ですが、今回のデーターとは違い、感染性胃腸炎は相変わらずの流行が続いている印象です。
またインフルエンザも、今の処爆発的流行という印象は有りません。
どちらかと言えばダラダラとした増加と言う印象で、このような年は終焉が遅れる事が有ります。

ワクチン接種をした方も油断をせず、ウガイ手洗いを行い予防に努めてください。

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このページは、inadama_icが2016年2月 5日 20:05に書いたブログ記事です。

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