2015年12月アーカイブ

第51週 静岡県感染症動向

年末も近づき、今年最後の感染症動向になります。

 1:流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
    全県下  定点当たり  1.39 (やや増加)
    東 部           3.34  (増加)

 2:感染性胃腸炎
    全県下           11.5   (増加)
    東 部           10.84 (増加)

 3:RSウイルス感染症
    全県下           2.33  (横這い)
    東 部           1.34 (横這い)

 4:A群溶連菌感染
    全県下          6.56  (増加)
    東 部           12.44  (横這い)

インフルエンザ感染は、東部0.54と現在の処流行の兆しは認めません。

昨年は50週過ぎより増加していましたが、例年の統計では新年3~5週目にかけて急増を認めます。

学校・会社がスタートし、人の集まる機会が増えることも流行の一つの要因となります。

今現在は、12月に入り増加した鼻水・咽喉の痛みを伴う風邪、および感染性胃腸炎が引き続き流行しています。

年末年始に向けて、引き続きウガイ・手洗いを励行し、風邪など引かぬようご注意ください。

第48週 静岡県感染症情報

12月が始まり、静岡県東部も冬の様相を呈してきました

気温の低下、空気の乾燥に伴い、外来診療をしていても風邪症状の患者さんが増加しています

今回は、48週の静岡県感染症情報をお届けします


インフルエンザ: 県全般 0.14  減少
           東部   0.28

感染性胃腸炎: 県全般 4.94  減少
            東部     5.41

RSウイル   : 県全般 1.56  やや上昇 
           東部   0.59

現在の処、インフルエンザは散発的発症であり、本格的な流行は認めていません
しかし、昨年は第48週からインフルエンザ感染は増加しています
之からがインフルエンザ、および風邪全般の流行シーズンとなってきます

例年の事ですが、うがい・手洗いをしっかりと行い予防に努めてください 

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