正月明け以来熱発を主訴とする患者様が急増しています。
静岡県内の動向を見ても、インフルエンザ感染症の急増が認められます。
1) インフルエンザ
全県下 18.26
県東部 22.72 共に急増
2) 感染性胃腸炎
全県下 5.69
県東部 6.47 ほぼ横ばい
インフルエンザは、昨年と比べて2週間ほど早い増加を迎えています。
例年の傾向で在れば、この後2月はじめにはピークを迎え、2月中は流行は続くと予想されます。
今年は小児よりも早く、高校生、社会人の増加が有るようです。
また年配者、小児では肺炎、心不全などの合併もありので、ますますの注意が必要です。
手洗い、ウガイ、まめな水分接種などに心掛けて感染の予防に努めてください。
またワクチン接種者の中には、インフルエンザであっても38度程度熱が一晩だけで改善している方も居ます。
一般の風邪と考えていると、周囲へ拡散してしまう事になります。
少しでもおかしいと思ったら、速めの受診をお勧めします。