先週23日は祝日当番医でしたが、下痢嘔吐、咽頭痛、熱発の患者さんが目立ちました。
当院でも、当日2人のインフルエンザ感染症を確認しています。
今年は例年に比べ約2週ほどインフルエンザの流行が早まっています。
46週の県下感染症動向です。
1)インフルエンザ感染症
全県下 0.86
東 部 1.08 ともに上昇
2)感染性胃腸炎
全県下 11.31
東 部 16.25 ともに上昇
3)RS感染症
全県下 1.30
東 部 0.53 横這い
定点観測が3.0を超えると流行の傾向と考えられます。
この調子では、12月の半ばには流行を迎えると思われます。
早めのワクチン接種を行い、ウガイ手洗いをしっかりと行いましょう。
またワクチン接種者では、インフルエンザに掛かっても38℃以下の軽症の発熱で済んでしまう場合があります。
体のだるさ、関節の痛み、咽頭痛など普段の風邪と違うと感じたら、念の為に早めの受診を心掛けましょう。