第四週終了時点での感染症動向を報告します。
インフルエンザ 県下全般 45.14
県東部 48.7
定点当たりの患者数は減少傾向に入りましたが、未だに
警報レベルは続いており油断の出来ない状況です。
感染性胃腸炎 県下全般 8.24
県東部 10.34
県下全般で増加傾向にあります
A群溶連菌 県下全般 2.61
県東部 3.41
県下全般で増加傾向にあります
予想通りインフルエンザの流行はピークを迎え、この後減少方向へ向かうと思われます。
しかし、患者さんの数は依然として警報レベルを維持しており、例年通りであれば2月一杯は流行は継続すると考えられます。
また、その後はB型インフルエンザの発生が予想され、今後もウガイ・手洗いをしっかりと行ってください。
感染性胃腸炎に関しては、ここ1~2週間で当院外来でも増加傾向にあります。
特に小さいお子さんが罹った場合、親御さんへの感染はインフルエンザよりも強い傾向が見られます。
排泄物を介しての感染が一番の原因となります。
トイレ洗面所使用時の手洗い・ウガイ、排泄物の処理にはなお一層配慮を行ってください。