2014年1月アーカイブ

県内感染症情報 第3週

県内の感染症情報です。

インフルエンザ
  県内全般 定点観測 13.59 増加
  県東部         14.34 増加

感染性胃腸炎
  県内全般 定点観測 13.2  やや低下
  県東部         14.05 横ばい

正月休みが明け、学校・会社などの生活が元に戻ると、2~3週間で感染症が増加するように感じます。

昨年のインフルエンザのピークは第4週でしたが、今年は流行の少し立ち上がりが遅れています。
この分では、第5~7週にピークが来るのではないでしょうか。

インフルエンザ、感染性胃腸ともに感染経路はほぼ共通です。
まずは手に着いた雑菌、ウイルスを口や鼻に運ばない為に、十分な流水で手洗いをしする。外出中は汚染された手で、口鼻を触れない。
また狭い空間で、直接患者さんの飛沫を浴びた場合は、出来れば顔を洗い、ウガイする事をお薦めまします。

体内への感染症の入り口は、口・鼻以外にはありません。
この事を良く理解し、予防しましょう。

県内感染症情報 第1週

新年明けましておめでとうございます。

年末から少しずつ認められたインフルエンザが、年明け急増をしています。
一方、県内では感染性胃腸炎は、年末をピークに少しづつ減少傾向に入りました。

6日より診察を開始しましたが、予想通りインフルエンザの患者さんが増加している一方、この近隣では感染性胃腸炎も継続して流行中、との印象です。

年末の感染症対策(院長の独り言に記載)にも書きましたが、目の前で咳などされない限り、胃腸炎、インフルエンザ共に、患者さんからの汚染物(トイレ洗面周囲・咳などの飛沫の付着物)に触れた自分の手を介し、口・鼻から感染する接触感染が多いと思います。

外出先で手で口・鼻周囲を触れないだけでも
感染の機会を減らすことが出来ます。

洗う前の手は、汚染物です!

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