2012年11月アーカイブ

最新の静岡県内感染症情報です。

現在は感染性胃腸炎(俗に言う、お腹に来る風邪)が7.29ポイントと一番の流行を示しています。
特に御殿場地区など、比較的気温の低い地区で50ポイント以上の流行を認めます。
症状は原因により、熱発を伴う物から胃腸症状のみなど様々です。
感染経路は、飛沫感染もありますが、手に着いた菌からの接触性感染が特徴です。
ウガイに加え、手洗いを頻繁に行いましょう。

一部で流行が騒がれているインフルエンザは、現在県内では0.11ポイントと低く、
ごく一部での発生にとどまっています。

日々の外来では、引き続き喉の痛み、咳を主体とする風邪を多く認めます。

今後ノロウイルスに代表される感染性胃腸炎、インフルエンザ等の気道感染症が増加します。
日ごろからウガイ手洗いを励行し、感染の拡大防止に努めましょう。

感染経路、についてはH24年1月の、院長の独り言に記載しています。
参考にしてください。

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