現在自治体、医師会協力のもと、ワクチン接種に向けて着々と準備を進めています。
今日は沼津医師会、内科医会協力で作りました、ワクチン接種の説明を提示します。皆様が安心して接種できるよう、参考になれば幸いです。
*新型コロナワクチンを接種しましょう
*不安のある方は、是非主治医に相談をして
ください
新型コロナ感染症がなぜ恐ろしいのでしょうか?
1)症状が出る数日前より周囲の人達に感染させてしまう
2)健康な若い人は、大した自覚症状もないまま他人へ感染させてしまう
事がある
3)高齢者は重症化しやすく、大変残念ですが死亡率が高い
4)インフルエンザの治療薬(タミフルなど)のような特効薬がない
5)ほとんどの日本人が抗体をもっていないのでかかる人が多い
高齢者の新型コロナワクチン接種は、発症と重症化を予防する事が目的です。
コロナワクチン接種で、発症リスクが20分の1になることが報告されています。
自分のため、そして身近な大切なひとのために、皆でワクチン接種をしましょう。
*ワクチンQ&A*
Q:ワクチンはmRNAを利用すると聞いたのですが、発がん性の心配は?
A:ヒトの細胞の核(遺伝子であるDNAのあるところ)には入り込みません。
このワクチンが原因でがんの遺伝子が作られることはありません。
Q:ワクチンの副反応が心配です
A:ワクチンを接種した後に7−8割の頻度で注射した部位が腫れたり痛む
ことが報告されています。これは身体の中でウィルス感染症を防御する
しくみを作るために起こる症状で、インフルエンザワクチンと同様です。
通常は数日間程度でおさまります。
重い副反応としてまれに接種後数分でアナフィラキシー反応や、注射の
痛み、恐怖、興奮などの刺激のために、めまい・嘔気・失神(迷走神経
反射)などが起こることがあります。会場では接種後15分程度安静に
すごして経過を観察させていただきます。
緊急時の医療体制も整えてありますのでご安心ください。
Q:筋肉内注射は痛いと聞きました
A:接種方法にかかわらず、一般的にワクチン接種時に痛みを感じること
はありますが数日で消失します。接種部位の痛みや腫れなどは皮下注
の方が強いです。
Q:少し血圧が高めですし、時々蕁麻疹も出たりします。こんな私がワクチン
を接種しても大丈夫でしょうか?
A:基本的には接種は可能と思われますが、少しでも不安があれば事前に
かかりつけ医にご相談ください。
Q:新型コロナワクチンを接種後は、マスクも3密回避もいりませんか?
A:いいえ違います。接種後も感染対策を継続していただき1日も早く感染
が終息するために御協力お願いします。
新型コロナワクチンは世界各国で使用実績があり、効果、副作用とも日々情報が増えています。新型コロナ感染症をもっと知ってマスク・3密回避だけでなく、ワクチン接種で自分をそして大切な人を守りましょう。
一部のマスコミ報道などでワクチン接種に不安を持っている方は、是非かかりつけ医に相談をしてください。