令和二年、第一週の静岡県感染症動向を教えらせします。
1)インフルエンザ感染症
昨年末、第49週から増加し、52週をピークに定点観測で26前後まで
増加したインフルエンザは、令和二年第一週現在県下全般で定点当
たり14.0、県東部13.52と減少しています。
此れには年末年始の陽気が温暖であった事、また会社学校がお休み
で在った影響も考慮しなければなりません。
通常会社学校が始まると共に、感染者数は増加傾向を示します。
実際今週半ばから、外来での熱発者は増加傾向にあり、今後第4週~
5週をピークに増加が予想されます。
2)感染し胃腸炎
昨年末51週をピークに定点観測で7.5まで増加していましたが、今年に
入り1.81と減少。
今後インフルエンザと同様に、会社学校での感染増加が懸念されます。
例年の統計を当てはめると、インフルエンザに関しては第四~五週に向かい急増する事が予測されます。
比較的暖かな天候の続く本年ですが、油断する事無く、ウガイ手洗い、また外出時にはまめに飲水する事で咽喉の乾燥を予防しましょう。